指先から得た血液で、HbA1cと脂質の測定が可能です。
<HbA1cとは?>
赤血球のたんぱく質の一種であるヘモグロビンが血液中のブドウ糖と結合したものの一部分をいいます。
このHbA1cの値が高いと、血液中でたくさんのブドウ糖がヘモグロビンと結合しているということになります。
HbA1c値は過去3ヶ月の血糖の状態を示していますので、血糖値とは違い長時間にわたる血糖の状態を調べることができます。
<脂質とは?>
1・総コレステロール
体内にある脂質の1つで、血管の強化・維持に重要な役割を果たしており、人体になくてはならないものです。
しかし、多すぎると、動脈硬化や生活習慣病の原因になることもあります。
2・HDLコレステロール
血管内壁にへばりついて動脈硬化を引き起こすコレステロールを溶かして、肝臓まで運ぶ働きをしています。
このことから「善玉コレステロール」と呼ばれています。
3・LDLコレステロール
LDLは肝臓で作られたコレステロールを全身に運び、傷ついた血管を修復しますが、過剰に存在すると血管にこびりつき、動脈硬化の原因になります。
4・中性脂肪
体内にある脂質の1つで、臓器や組織に維持する重要な役割を果たしていますが、多くなりすぎると、肥満や脂肪肝をきたし、動脈硬化を引き起こします。
検査装置cobas b 101の詳しい内容は公式サイトからご確認することができます。
左手薬指の先に特定波長可視光線を集中照射し、マイクロスコープとCCDカメラにより、モニター上に皮膚下毛細血管を写し出すことができます。
採血をしないので、簡単に血管の流れをチェックすることができます。
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